SAP標準画面の項目追加

4つの対応方法

業務で使用している社内の管理番号やレポート用の社内区分項目など、SAPの伝票に項目を追加したいという要望はよくあります。このような要件に対してSAP標準画面へ項目を追加する対応方法をご紹介します。

追加項目データをどこに格納するかにより対応方法や長所短所が異なりますので、以下の4つの方法をそれぞれ説明していきます。

(1)SAP標準テーブルの空き項目
(2)ロングテキスト
(3)SAP標準テーブルに項目アペンド
(4)アドオンテーブル

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会計転記BAPIで備忘明細を登録する方法

概要

会計伝票転記のBAPIのBAPI_ACC_DOCUMENT_POSTでは備忘明細を登録することはできませんが、Open FIのロジックを作成することで対応可能になります。

通常は、このBAPIのパラメータには伝票ヘッダの伝票ステータス(BSTAT)を指定することができないため備忘明細を登録できませんが、Open FI のRWBAPI01のロジックでBAPIから渡されたEXTENSION1のパラメータに応じて以下の会計伝票の変数を書き換えることで備忘明細が登録できるようになります。

ACCHD-GLVOR = ‘RFST‘.
ACCIT-BSTAT = ‘S‘.
ACCIT-BSCHL = ‘39‘.
ACCIT-UMSKZ = ‘F‘.
ACCIT-ZUMSK = ‘A‘.

出荷伝票変更のBAPI

概要

出荷伝票変更のBAPIはリリースされていませんが、BAPI_OUTB_DELIVERY_CHANGEという未リリースの汎用モジュールがあります。出荷伝票登録のBAPIと異なり指定できるパラメータも多く、主な出荷伝票の変更動作はできるようです。ただし、出庫確認を行うパラメータはありません。

その他にもWS_DELIVERY_UPDATE等の内部用の汎用モジュールがありますが、こちらも未リリースでパラメータ設定を誤るとショートダンプが発生することがあります。

未リリースの汎用モジュールは今後パラメータや挙動などが変わる可能性があるため、本番利用にはリスクがあります。

SE16NのデバッグでSAP標準テーブル更新

概要

デバッグで更新設定の変数を変更することによりSE16Nの画面でSAP標準テーブルを更新できるようになります。

SE16N画面で検索条件を入力した後に、コマンドフィールドに「/h」と入力しデバッグを起動します。デバッグ画面で2つのグローバル変数「GD-EDIT」と「GD-SAPEDIT」の値をXに変更して処理を続行します。これにより、SAP標準テーブルの値が変更可能な画面に切り替わります。

尚、SE16Nからのテーブルの変更は変更履歴テーブル(SE16N_CD_KEY、SE16N_CD_DATA)に保存されるため、どのレコードを手動で更新したかの確認をすることができます。

受注登録BAPIのEXTENSIONIN利用法

概要

受注伝票の拡張項目を受注登録BAPI(BAPI_SALESORDER_CREATEFROMDAT2)から設定したい場合は、EXTENSIONINパラメータを使います。

EXTENSIONINを使う場合は事前にBAPI用の構造に拡張項目をAppendしておく必要があります。例えば、受注伝票ヘッダテーブル(VBAK)にZZTEST1というアドオン項目を追加した場合、BAPIのEXTENSIONIN用のBAPE_VBAK、BAPE_VBAKXの2つの構造と、内部処理用のVBAKKOZの構造にそれぞれ同じ項目名の項目(ZZTEST1)を追加する必要があります。

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このブログではSAPの技術情報について解説をしていきます。

2017年:ブログをリニューアルしました。(旧Zの高速道路)

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