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固定資産除却BAPI

BAPI_ASSET_RETIREMENT_POST

概要

固定資産の除却をするBAPIです。固定資産の除却画面とほぼ同じ処理ができます。 実行することで会計伝票が作成され、廃棄の場合は費用勘定、売却の場合は固定資産の仮勘定の仕訳が生成されます。

パラメータ

除却する固定資産を指定するパラメータと除却資産の金額を設定するパラメータがあり、設定必須となっています。任意項目としてソートキーや参照伝票番号などの追加情報も設定可能です。
パラメータ一覧
種別パラメータ説明
インポートORIGINDOCREFERENCEオリジナル伝票参照
GENERALPOSTINGDATA転記詳細
RETIREMENTDATA資産除却の詳細
ACCOUNTASSIGNMENTS利用可能な追加勘定設定
FURTHERPOSTINGDATA追加転記詳細
エクスポートDOCUMENTREFERENCEFI/CO 伝票登録の参照情報
RETURN結果

転記詳細のパラメータを設定する

転記詳細(GENERALPOSTINGDATA)にはユーザ名、伝票日付、転記日と取得する固定資産のキーである会社コード、資産番号を設定します。
設定例:GENERALPOSTINGDATA
項目項目名称設定値
USERNAMEユーザ名USER01
DOC_DATE伝票日付2014/12/01
PSTNG_DATE転記日付2014/12/01
COMP_CODE会社コード1000
ASSETMAINO資産番号010000000001
ASSETSUBNO資産補助番号0000
ASSETTRTYP資産取引タイプ260

資産除却明細のパラメータを設定する

資産除却の詳細(RETIREMENTDATA)には除却した金額や数量などの項目があります。
金額を指定しないと全除却になります。除却した金額に基づいて会計転記が行われます。
設定例:RETIREMENTDATA
項目項目名称設定値
AMOUNT記帳額200000
REV_ON_RET売却額200000
CURRENCY通貨コードJPY
REV_NBV_INフラグ帳簿価額の収益設定X
AREA_NBV正味簿価設定の基準償却領域01
VALUEDATE評価日2014/12/01

追加転記詳細のパラメータを設定する

追加転記詳細(FURTHERPOSTINGDATA)には会計伝票へ引き継がれる項目のソートキーや参照伝票番号などの項目を設定することができます。
設定例:FURTHERPOSTINGDATA
項目項目名称設定値
ALLOC_NMBRソートキーFA20141201
HEADER_TEXT伝票ヘッダテキスト固定資産201411
REF_DOC_NO参照伝票番号20141101
ITEM_TEXT明細テキストPC2014-123401

サンプルコード

通常の汎用モジュールを実行するのと同様にCALL FUNCTIONで実行します。固定資産除却のBAPIの内部ではコミットされないため、正常終了時は明示的にコミットを実行する必要があります。

BAPIは例外を発生させない仕様なので、エラー判定はRETURNパラメータにメッセージタイプが「E」のレコードがあるかどうかで判定をします。
DATA: LS_GENERALPOSTINGDATA TYPE BAPIFAPO_GEN_INFO,
      LS_RETIREMENTDATA     TYPE TABLE OF BAPIFAPO_RET,
      LS_FURTHERPOSTINGDATA TYPE BAPIFAPO_ADD_INFO,
      LS_DOCUMENTREFERENCE  TYPE BAPIFAPO_DOC_REF,
      LS_RETURN             TYPE BAPIRET2.

* パラメータに値を設定する
LS_GENERALPOSTINGDATA-USERNAME   = SY-UNAME.   " ユーザ名
LS_GENERALPOSTINGDATA-DOC_DATE   = '20141201'. " 伝票日付
LS_GENERALPOSTINGDATA-PSTNG_DATE = '20141201'. " 転記日付
*             :
*          (以下略)

CALL FUNCTION 'BAPI_ASSET_RETIREMENT_POST'
  EXPORTING
    GENERALPOSTINGDATA = LS_GENERALPOSTINGDATA
    RETIREMENTDATA     = LS_RETIREMENTDATA
    FURTHERPOSTINGDATA = LS_FURTHERPOSTINGDATA
  IMPORTING
    DOCUMENTREFERENCE  = LS_DOCUMENTREFERENCE
    RETURN             = LS_RETURN
  .

* エラーメッセージがない場合
IF LS_RETURN-TYPE <> 'E'.
  COMMIT WORK AND WAIT.
ELSE.
  ROLLBACK WORK.
ENDIF.
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