スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

資産マスタ登録BAPI

BAPI_FIXEDASSET_CREATE1

概要

固定資産マスタを登録するBAPIです。固定資産マスタ登録画面(AS01)と同様の動作をします。
必須項目が未設定でも不完全状態で登録することができます。

パラメータ

固定資産マスタのデータ構成に近い形でBAPIのパラメータも定義されています。

パラメータは非常に多いですが、資産マスタ登録画面のように、登録予定資産のキー、一般データ、転記情報、時間依存パラメータ等の項目と対応する変更パラメータを設定します。
パラメータ一覧
種別パラメータ説明
インポートKEY登録予定資産のキー
REFERENCE参照を使用した登録のための参照
CREATESUBNUMBER補助番号登録
POSTCAP資産の過年度修正
CREATEGROUPASSETフラグ: グループ資産
TESTRUNテスト実行
GENERALDATA一般データ
GENERALDATAX一般データの変更パラメータ
INVENTORY棚卸
INVENTORYX棚卸の変更パラメータ
POSTINGINFORMATION転記情報
POSTINGINFORMATIONX転記情報の変更パラメータ
TIMEDEPENDENTDATA時間依存パラメータ
TIMEDEPENDENTDATAX時間依存パラメータの変更パラメータ
ALLOCATIONS割当
ALLOCATIONSX割当の変更パラメータ
ORIGIN原産地
ORIGINX原産地の変更パラメータ
INVESTACCTASSIGNMNT投資勘定設定
INVESTACCTASSIGNMNTX投資勘定設定の変更パラメータ
NETWORTHVALUATION固定資産評価
NETWORTHVALUATIONX固定資産評価の変更パラメータ
REALESTATE不動産および同様の権利
REALESTATEX不動産の変更パラメータ
INSURANCE保険
INSURANCEX保険の変更パラメータ
LEASINGリース
LEASINGXリースの変更パラエータ
エクスポートCOMPANYCODE登録された資産の会社コード
ASSET登録された資産の資産番号
SUBNUMBER登録された資産の補助番号
ASSETCREATED登録された資産
RETURN発生エラー情報
テーブルDEPRECIATIONAREAS償却領域
DEPRECIATIONAREASX償却領域の変更パラメータ
INVESTMENT_SUPPORT投資援助キー
EXTENSIONINカスタマ拡張

一般情報のパラメータを設定する

登録予定資産のキー(KEY)には会社コードを設定します。資産番号を内部採番する場合は資産番号は設定不要です。

一般データ(GENERALDATA)には、資産クラス、資産テキストと棚卸番号や数量などを設定します。対となるパラメータとして一般データの変更パラメータ (GENERALDATAX)があります。 変更パラメータには設定する項目に「X」を設定します。
設定例:KEY
項目項目名称設定値
COMPANYCODE会社コード1000
ASSET資産番号
SUBNUMBER資産補助番号
設定例:GENERALDATA
項目項目名称設定値
ASSETCLASS資産クラス20000
DESCRIPT資産テキストDesktop PC
INVENT_NO棚卸番号14-PC00001
QUANTITY数量1
BASE_UOM数量単位EA
設定例:GENERALDATAX
項目項目名称設定値
ASSETCLASS資産クラスX
DESCRIPT資産テキストX
INVENT_NO棚卸番号X
QUANTITY数量X
BASE_UOM数量単位X

転記情報のパラメータを設定する

転記情報(POSTINGINFORMATION)には資本化日付、資産購買発注日付などがあります。対となるパラメータとして転記情報の変更パラメータ (POSTINGINFORMATIONX)があります。更新する項目には「X」を設定します。
設定例:POSTINGINFORMATION
項目項目名称設定値
CAP_DATE資本化日付2014/11/01
PO_DATE資産購買発注日付2014/10/01
設定例:POSTINGINFORMATIONX
項目項目名称設定値
CAP_DATE資本化日付X
PO_DATE資産購買発注日付X

時間依存パラメータを設定する

時間依存パラメータ(TIMEDEPENDENTDATA)には、事業領域、原価センタなどを設定します。対となるパラメータとして時間依存パラメータの変更パラメータ(TIMEDEPENDENTDATAX)があります。更新する項目には「X」を設定します。
設定例:TIMEDEPENDENTDATA
項目項目名称設定値
BUS_AREA事業領域B001
COSTCENTER原価センタC00001
PLANTプラント1000
LOCATION場所L00001
設定例:TIMEDEPENDENTDATAX
項目項目名称設定値
BUS_AREA事業領域X
COSTCENTER原価センタX
PLANTプラントX
LOCATION場所X

償却領域のパラメータを設定する

償却領域(DEPRECIATIONAREAS)に実償却領域、償却キー、償却開始日を設定します。 対となるパラメータとして償却領域の変更パラメータ(DEPRECIATIONAREASX)があります。 更新する項目には「X」を設定します。
設定例:DEPRECIATIONAREAS
項目項目名称設定値(1)設定値(2)
AREA実償却領域0110
DEP_KEY償却キーDB11DB11
ULIFE_YRS予定耐用年数55
ODEP_START_DATE償却計算開始日2014/11/012014/11/01
設定例:DEPRECIATIONAREASX
項目項目名称設定値(1)設定値(2)
AREA実償却領域0110
DEP_KEY償却キーXX
ULIFE_YRS予定耐用年数XX
ODEP_START_DATE償却計算開始日XX

サンプルコード

通常の汎用モジュールを実行するのと同様にCALL FUNCTIONで実行します。資産マスタ登録のBAPIの内部ではコミットされないため、正常終了時は明示的にコミットを実行する必要があります。

BAPIは例外を発生させない仕様なので、エラー判定はRETURNパラメータにメッセージタイプが「E」のレコードがあるかどうかで判定をします。
DATA: LS_KEY                  TYPE BAPI1022_KEY,
      LS_GENERALDATA          TYPE BAPI1022_FEGLG001,
      LS_GENERALDATAX         TYPE BAPI1022_FEGLG001X,
      LS_POSTINGINFORMATION   TYPE BAPI1022_FEGLG002,
      LS_POSTINGINFORMATIONX  TYPE BAPI1022_FEGLG002X,
      LS_TIMEDEPENDENTDATA    TYPE BAPI1022_FEGLG003,
      LS_TIMEDEPENDENTDATAX   TYPE BAPI1022_FEGLG003X,
      LV_ASSET                TYPE BAPI1022_1-ASSETMAINO,
      LV_SUBNUMBER            TYPE BAPI1022_1-ASSETSUBNO,
      LS_RETURN               TYPE BAPIRET2,
      LT_DEPRECIATIONAREAS    TYPE TABLE OF BAPI1022_DEP_AREAS,
      LT_DEPRECIATIONAREASX   TYPE TABLE OF BAPI1022_DEP_AREASX.

* パラメータに値を設定する
LS_KEY-COMPANYCODE        = '1000'.       " 会社コード
LS_GENERALDATA-ASSETCLASS = '20000'.      " 資産クラス
LS_GENERALDATA-DESCRIPT   = 'Desktop PC'. " 資産テキスト
LS_GENERALDATA-INVENT_NO  = '14-PC00001'. " 棚卸番号
*             :
*          (以下略)

CALL FUNCTION 'BAPI_FIXEDASSET_CREATE1'
  EXPORTING
    KEY                  = LS_KEY
    GENERALDATA          = LS_GENERALDATA
    GENERALDATAX         = LS_GENERALDATAX
    POSTINGINFORMATION   = LS_POSTINGINFORMATION
    POSTINGINFORMATIONX  = LS_POSTINGINFORMATIONX
    TIMEDEPENDENTDATA    = LS_TIMEDEPENDENTDATA
    TIMEDEPENDENTDATAX   = LS_TIMEDEPENDENTDATAX
  IMPORTING
    ASSET                = LV_ASSET
    SUBNUMBER            = LV_SUBNUMBER
    RETURN               = LS_RETURN
  TABLES
    DEPRECIATIONAREAS    = LT_DEPRECIATIONAREAS
    DEPRECIATIONAREASX   = LT_DEPRECIATIONAREASX
  .

* エラーメッセージがない場合
IF LS_RETURN-TYPE <> 'E'.
  COMMIT WORK AND WAIT.
ELSE.
  ROLLBACK WORK.
ENDIF.
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Z*

Author:Z*

このブログではSAPの技術情報について解説をしていきます。

2017年:ブログをリニューアルしました。(旧Zの高速道路)

カテゴリ
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
検索フォーム
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。