販売伝票テーブル

販売伝票テーブル

概要

販売伝票は多くのテーブルから構成されています。主なテーブルは、販売伝票ヘッダ、明細、納入日程行とビジネスデータ、価格用の条件、取引先などです。
テーブル構成
テーブル名テーブル名称説明
VBAK販売伝票: ヘッダ販売伝票のヘッダデータ
VBAP販売伝票: 明細販売伝票の明細データ
VBEP販売伝票: 納入日程行明細の納入日程データ
VBPA販売伝票: 取引先受注先、出荷先などの取引先データ
VBKD販売伝票: ビジネスデータ支払条件、請求日などのデータ
KONV条件 (トランザクション)単価や値引のデータ
ADRCアドレス取引先の名称や住所データ

販売伝票ヘッダ

販売伝票ヘッダ(VBAK)テーブルには、販売伝票番号をキーとして販売組織、流通チャネル、製品部門の組織項目や販売伝票タイプ、受注先、伝票日付、指定納期、伝票通貨などの項目があります。

販売伝票には受注伝票、見積伝票、基本契約伝票などが含まれているので、受注伝票のみ取得するには伝票カテゴリ「C」で抽出します。
VBAK の主な項目
販売伝票番号伝票日付販売伝票タイプ伝票カテゴリ伝票通貨販売組織受注先
000000123420141201TACJPY1000CUST0001

販売伝票明細

販売伝票明細(VBAP)テーブルには、販売伝票番号、明細番号をキーとして品目コード、販売単位、明細カテゴリなどの項目があります。

受注数量や納入期日は納入日程行(VBEP)テーブルに格納されています。金額項目は条件(KONV)テーブルに格納されています。
VBAP の主な項目
販売伝票番号明細品目コード明細テキスト販売単位明細カテゴリプラント
0000001234000010MAT0001品目 AKGTAN1000
0000001234000020MAT0002品目 BKGTAN1000
0000001234000030MAT0003品目 CKGTAN1000

納入日程行

納入日程行(VBEP)テーブルには、販売伝票番号、明細番号、納入日程行をキーとして納入日程日付、受注数量などの項目があります。

分納する場合は1つの明細に複数の納入日程行が生成されます。分納しない場合は納入日程行は1レコードになります。また、金額契約などの納入日程行をもたない明細には納入日程行データは生成されません。
VBEP の主な項目
販売伝票番号明細納入日程行納入日付カテゴリ納入日付受注数量
00000012340000100001CP2014/10/291
00000012340000200001CP2014/10/292
00000012340000300001CP2014/10/295
00000012340000300002CP2014/10/3110

ビジネスデータ

販売伝票ビジネスデータ(VBKD)テーブルには、支払条件、インコタームズ、請求日、換算レートなどが格納されています。これらの項目は伝票のヘッダレベルと明細レベルに入力することが可能になっています。

ヘッダレベルに入力した項目は明細番号000000に保存されます。明細レベルのレコードは、明細にヘッダと異なる値を入力した場合のみレコードが生成されます。ヘッダと明細で全項目が同じ値の場合は明細用のレコードが省略される点が特徴です。
VBKDの主な項目
販売伝票番号明細支払条件請求日換算レート
000000123400000000012014/10/311.00000
000000123400002000022014/10/311.00000

条件

条件(KONV)には、単価、値引き、税などの価格条件が格納されます。

KONVは汎用的なテーブルで販売伝票の価格以外の条件データも格納されています。 そのため非常にデータ量が多く、透過テーブルでもないためクエリでJOINできません。
KONV の主な項目
条件番号明細ステップ番号カウンタ条件タイプ条件レート通貨
00000123450000101001PR001000JPY
00000123450000109001MWST8%
00000123450000201001PR001000JPY
00000123450000209001MWST8%
00000123450000301001PR001000JPY
00000123450000309001MWST8%

販売伝票取引先

販売伝票取引先(VBPA)には受注先や出荷先が格納されています。名称や住所はアドレス(ADRC)テーブルに格納されています。受注先(AG)、出荷先(WE)、請求先(RE)、支払人(RG)など、取引先機能ごとに1レコードが生成されます。

ビジネスデータ(VBKD)と同様に、ヘッダレベルに入力した項目は明細番号000000に保存され、明細レベルのレコードはヘッダと異なる値を入力した場合のみレコードが生成されます。
VBPA の主な項目
販売伝票番号明細取引先機能得意先コードアドレス
0000001234000000AGCUST00010000012345
0000001234000000WECUST00029000001234
0000001234000000RECUST00010000012345
0000001234000000RGCUST00010000012345

アドレス

アドレス(ADRC)には得意先の名称と住所が格納されています。名称1、名称2、敬称や 国、都道府県、市区町村、電話番号などの項目があります。

販売伝票上で取引先のアドレス情報を変更した場合は、伝票用のアドレスデータが新規登録され、VBPAにリンクされます。得意先マスタのアドレス情報を変更しても、販売伝票上で変更したアドレス情報はそのまま保持されます。
ADRC の主な項目
アドレス名称1都道府県市区町村電話番号
0000012345○×(株)JP東京都千代田区○○03-XXXX-XXXX
9000001234○×(株) △営業所JP大阪府大阪市○○06-XXXX-XXXX
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